鉄・ラクトフェリン

鉄・ラクトフェリンについて

鉄が摂りにくいわけ

約3人に2人が「鉄を摂取したい!」

「日頃から摂取したいと思っている栄養素はなんですか?」
この質問に対する答えで、約3人に2人が「鉄を摂取したい!」と思っていることが分かります。

日頃から摂取したいと思っている栄養素は何ですか
 

心がけていても摂取できていない栄養素のひとつが「鉄」

「摂取したいと心がけていても摂取できていないと思っている栄養素は何でしょうか?」という質問には、半数以上の人が「鉄が摂取できていない」と答えています。

心がけていても摂取できていない栄養素
 

外食・インスタント食品・ダイエット・・・。

食生活の変化によって、食材からの鉄の摂取がむずかしくなっています!
鉄の摂取量は一般的に食事の量と比例していて、バランスのとれた食事であれば、エネルギー1000kcalあたり5〜6mgの鉄が摂取できると言われています。ところが、外食やインスタント食品の利用が続いたり、さらにはダイエットで食事の量や種類を制限してしまうと、鉄不足になりやすいのです。 また、ダイエット時には野菜など植物性の食品に偏ることが多くなるため、タンパク質など鉄の吸収を高める栄養素も十分に摂れず、鉄不足がさらに助長されてしまいます。

 

しかも、食品に含まれる鉄は、体内に吸収されにくい!

ちょっと専門的な話になりますが、通常の食品に含まれる鉄は、pHが低い胃の中では可溶化状態を保っています。ところが、実際に栄養素として吸収される腸管では、すい臓から分泌される重炭酸イオンの影響で「水酸化第二鉄」となって不溶化して凝集沈殿しやすくなってしまい、吸収率は10%以下になってしまいます。
つまり、「鉄自体が吸収されにくい性質を持っている」ということになります。

 

サプリメントなどは鉄味がしてあまりおいしくない

そこで、食事に加えてサプリメントなどで鉄を補っていらっしゃる方も多いと思いますが、「鉄の味がしておいしくない」といった味覚に対する不満や、「たくさんとると胃があれたり、下痢を起こしてしまうことがある」といった影響もあるようです。

● 鉄なべが使われなくなったことも、鉄不足要因のひとつ!?

昔は鉄瓶でお湯を沸かし、鉄なべで料理を作っていましたが、重いことや手入れが面倒といった理由からか最近ではあまり見かけなくなりました。
この「鉄なべ」が使われなくなったことも、鉄不足の要因のひとつと言われています。毎日の料理に使っているうちに、なべから自然に鉄分が溶け出し、栄養素となって私たちのからだに摂りこまれていたんですね。

● 鉄は普通の食事から摂りにくくなっています!

H21年の国民栄養調査結果から、ほとんどの鉄分が「通常の食品」から摂取されており、「鉄強化食品」や「補助食品」からの摂取は、わずかであることがわかります。
そして、その摂取量自体が減ってきていることから、鉄が普通の食事から摂りにくくなっている実態が見えてきています。

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