鉄・ラクトフェリン

鉄・ラクトフェリンについて

女性が鉄不足になりやすいわけ

「鉄」というのは、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)の構成成分であり、体内における酸素の運搬にかかわる重要なミネラルです。 普通、私たちのからだには短い釘1本分に相当する、3〜5gの鉄があります。そして通常は、毎日その5千分の1に相当するごく微量の鉄しか、体外に排出されません。

ところが、女性の場合は初潮を迎えてから、月経のたびに鉄が失われていきます。これは血液に鉄が多く含まれているためで、健康な女性の場合、1回の月経で失われる鉄は約20〜30mg。 1日あたりの損失量にならすと0.63mg/日であり、月経外損失(0.72mg/日)とあわせると、女性が1日に失う鉄量は1.35mg/日です。

成人女性が1日に摂らなければならない鉄の量は12mg。成人男性が10mgですから、ちょうど1.2倍の量になります。

ところが、ここ数年はずっと「鉄1日12mg」という摂取目安を達成できていません。

摂取目安量からますます乖離する実態

さらに妊娠した場合は、お腹の赤ちゃんや胎盤を成長させるためにもっと鉄を摂取しなければならず、1日に20mg−通常に比べて8mg多く摂取しなければなりません。 また出産後6ヵ月間も、妊娠・出産にともなう鉄の損失を補うために、通常より+8mgの20mgを1日に摂取しなければならないとされています。

つまり、妊娠〜出産後6ヵ月間の女性は、男性の2倍もの鉄分が必要になるのです。 このように女性は初潮から閉経まで、鉄不足になりやすい状態がおよそ30〜50年も続きます。

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